フリーマガジン 『北風 -東北のアート情報誌-』 vol.7

『北風』 vol.7 (前号はこちら)
2011年1月15日発行
価格:無料
仕様:B5判 8ページ 中綴じ
発行・編集:オフセンター・ダイアログ

■東北人 = 友川カズキ
時代の本質を映し出すのが詩人なら、友川カズキこそがそうに違いない。ギター片手に歌手として世の中に咆哮を飛ばしてきた男は、様々な人に曲を提供するなど、相手に聴く耳があればおそらく誰にでも言葉をぶつけてきたのだろう。秋田県山本郡八竜村(現在の三種町)に生まれ、能代工業高校を経て、上京。歌手、画家、そして競輪番組のコメンテーターとしても知られる彼だが、60歳を迎えたいま、フランス人監督ヴィンセント・ムーンによるドキュメンタリー映画『花々の過失』が公開され、歌詞を収録した『友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく』が出版されるなど、その才能に触れる機会はここへ来て確実に増えている。2月にはひさしぶりに、地元・秋田でのライヴ、映画上映イベントも開催するという。喧嘩っ早く、破天荒な無頼詩人。そんなイメージの友川カズキに会うことにドキドキしながら向かうと、彼が長年住み慣れた川崎駅のすぐ下の喫茶店で迎えてくれた。






